Diabetes medicine

糖尿病内科

糖尿病内科について

当院では糖尿病治療にも注力しております。迅速血糖およびHbA1c検査を導入し、受診当日の検査結果に基づいて治療を行っております。
近年の糖尿病治療薬の進歩によって当院の患者様のコントロール状態は改善しております。

内服薬だけではコントロール不能となった患者様には内服、インスリン併用療法、さらに病態の悪化された方には強化インスリン療法も行っております。
インスリン療法を行っている患者様で希望される方にはICTを活用して自己血糖測定結果を共有することにより、よりきめ細かな血糖コントロールを行うことができます。もちろん連携病院での教育入院目的での紹介も行っております。

こんな症状で
お困りではありませんか?

  • トイレの回数が増えた
  • 以前よりも頻繫に喉が渇く
  • 夜間のトイレ回数が増える
    (夜間頻尿)
  • 傷が治りにくい
  • 急激な体重の変化
  • 血糖値が高い
  • いつも空腹感がある
  • 手足の痛みやしびれ
  • 視力がぼやける
  • むくみ(特に足や顔)

糖尿病の三大合併症

糖尿病網膜症(目の合併症)

糖尿病は網膜の毛細血管を閉塞させたり、血管壁に過剰な負担をかけることにより、網膜に損傷を与えます。この結果、網膜は酸素や栄養が不足し、眼底出血が発生することがあります。初期段階では自覚症状がほとんど見られませんが、病状が進行すると、物が歪んで見える、視界が暗くなる、視界がぼやける、飛蚊症といった症状が現れることがあります。

糖尿病性神経障害

糖尿病性神経障害は、長期間にわたる高血糖の影響により、全身の神経に損傷が生じる合併症です。高血糖が持続することで、神経を取り巻く血管が損傷を受けるだけでなく、神経自体の特性が変化し、その機能が低下することが原因です。この合併症は、さまざまな他の合併症とともに、多くの糖尿病患者に見られ、糖尿病網膜症や糖尿病性腎症と並んで、糖尿病の三大合併症と称されています。

糖尿病性腎症

糖尿病腎症は、糖尿病に伴う合併症の一つであり、血糖値の上昇が腎臓の機能を損なう疾患です。腎臓には約100万個の糸球体が存在し、これらは老廃物をろ過する役割を果たしています。糖尿病によって血糖値が持続的に高い状態になると、糸球体の機能が低下します。その結果、老廃物を選択的にろ過するはずの糸球体が、必要なタンパク質などもろ過してしまい、尿中にタンパク質が排出されるようになります。病状が進行すると、糸球体が破壊され、ろ過機能が失われ、体内に老廃物や水分が蓄積されることになります。さらに病状が悪化すると、腎不全や尿毒症を引き起こす可能性があります。

糖尿病の治療法

  • 食事療法

    糖尿病における食事療法は、適切なエネルギー摂取量を維持しつつ、栄養素のバランスを考慮した食事を行うことを指します。特別な治療食は存在しませんが、医師や管理栄養士の指導に従い、献立を作成し、食事の量や成分を調整します。

  • 運動療法

    運動療法は、障害や病気の治療および予防を目的として運動を利用する治療法です。特に成人病の中では、生活習慣病とされる糖尿病、高血圧、脂質異常症、虚血性心疾患などの発症において、運動不足が重要な要因であることが明らかになっています。

  • 薬物療法

    血糖をコントロールして血糖の高い症状を改善し、合併症の進行を予防することを目的とした治療法です。食事療法や運動療法だけでは血糖をコントロールできない場合に、補助的に薬物療法が行われます。

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